アメリカの雇用統計が悪いと、なぜ日経平均が下がるのか?|高校生の学びの記録

アメリカの雇用統計が悪いと、なぜ日経平均が下がるのか?|高校生の学びの記録 ニュース
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こんにちは、やまかぶです!

この記事では、2025年8月初旬に日経平均株価が大きく下落した背景について、自分なりに調べて学んだことを記録します。
その過程でたどり着いたのが、「アメリカの雇用統計の悪化」と「世界経済への影響」のつながりでした。


📉 8月初旬、日経平均が急落した理由

2025年8月の第1週、日経平均株価は700円以上の下落を記録する場面がありました。

きっかけは、アメリカで発表された7月の雇用統計が予想を大きく下回ったこと
さらに、5月・6月分の雇用者数も合わせて25万人以上下方修正されたことが発表され、市場に衝撃が走りました。

🔗 参考:楽天証券による解説記事(2025年8月4日)

この結果、アメリカ株が下落し、その流れが日本市場にも波及。日経平均も一時急落となりました。

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🌍 アメリカ景気の減速が、なぜ日本に影響するのか?

アメリカは世界最大の経済大国です。そのため、次のような連鎖が起きます:

  1. アメリカの雇用が弱い → 景気減速のサイン
  2. アメリカ経済が落ち込むと、世界の貿易や需要にも影響
  3. アメリカとの取引に依存している日本企業も 売上・利益が減るかもと不安視される
  4. 投資家が日本株を売る → 日経平均が下がる

特に、日本の輸出企業や製造業はアメリカとのつながりが深く、アメリカ景気への不安がダイレクトに影響する構造があるそうです。


🔁 その後、日経平均は反発

8月5日には、日経平均が前日の下げの半分ほどを取り戻して反発しました。

背景には以下のような材料がありました:

  • アメリカの雇用統計が悪かったことで、FRBの利下げが早まるかもという見方が強まった
  • 欧米の株価が反発したことが投資家心理を改善
  • 日本企業の好決算が相場を下支え

🔗 参考:Yahoo!ファイナンスによる解説記事(2025年8月5日)

とはいえ、戻り売りも出ており、依然として不安定な相場が続いているそうです。


📘 関連記事:金利・為替・株価の関係について

👉 金利が下がると円高になる?|為替と株価への影響を学ぶ

※この記事では、今回のような「利下げ予測 → 円高 → 株価下落」という流れについて、基礎から整理してまとめています。

📚 今回の学びと感じたこと

今回の動きから、「アメリカの雇用統計の結果が、日本の株式市場にまで影響を及ぼす」という世界経済のつながりを実感しました。

一見アメリカだけのニュースに見える話でも、それが日本の企業、そして自分たちの生活にも関わってくる。

経済は一国だけでは語れないし、相場は“気持ち”で動くものだということも少しずつわかってきた気がします。


📝 まとめ

  • 7月のアメリカ雇用統計が大幅に下振れ → 景気不安が拡大
  • アメリカ景気が悪化すれば、日本の企業業績にもマイナス影響がある
  • 結果として、日本株が売られ、日経平均も下落
  • その後は「利下げ期待」「好決算」で一部反発

🎯 最後に

今回のように、「一つのニュースがどんな影響を連鎖的に引き起こすのか?」を考えることが、経済を理解する上で大切だと感じました。

今後も、「なぜこのニュースで市場が動いたのか?」という疑問を持ち続けて、少しずつ理解を深めていきたいと思います。

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